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イスラム教徒のラマダン期間を利用した断食と腸内環境の研究
2021/5/15 腸内細菌
ヒジュラ歴第9の月はラマダンと言い、イスラム教徒は約1か月間断食を行います。断食は様々な健康メリットがあると期待されていますが、その詳細は不明です。この記事では、ラマダン期間を利用した試験で断食と腸内細菌の関連を調べた論文を紹介します。
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ロイテリ菌が自閉症モデルマウスの社会性を回復させる
自閉症スペクトラム症は先天性の病気ですが、後から形成されるはずの腸内環境を改善することで社会性を回復させる可能性があるようです。興味があったら読んでみてください。
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高脂肪食を食べ続けると社会性が欠如するかもしれない
高脂肪食によって腸内細菌が変化すると、社会性が欠如するメカニズムを詳細に解析したマウスの試験を紹介します。この論文ではロイテリ菌という非常に興味深い腸内細菌が社会性に大きくかかわっていることも証明しました。
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パーキンソン病と腸内細菌のメタアナリシス論文の紹介
パーキンソン病と腸内細菌の関係は脳腸相関の文脈で、非常に注目されていますが、10の研究を統合したメタアナリシスが出ました。腸内細菌の研究も本当にどんどん進み興味深いなと思います。良かったら読んでみてください。
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腸内細菌が安定しないことが疾患につながっているかもしれない
2021/5/15 腸内細菌
腸内細菌の変動が大きい人、つまり腸内細菌が不安定な人は脂肪肝や糖尿病、肥満になりやすいという研究が報告されました。正確に因果を証明することは難しいですが、多様性が低いことで腸内細菌の変動が大きかったものと考えられます。興味があったら読んで下さい。