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イスラム教徒のラマダン期間を利用した断食と腸内環境の研究
2021/5/15 腸内細菌
ヒジュラ歴第9の月はラマダンと言い、イスラム教徒は約1か月間断食を行います。断食は様々な健康メリットがあると期待されていますが、その詳細は不明です。この記事では、ラマダン期間を利用した試験で断食と腸内細菌の関連を調べた論文を紹介します。
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ロイテリ菌が自閉症モデルマウスの社会性を回復させる
自閉症スペクトラム症は先天性の病気ですが、後から形成されるはずの腸内環境を改善することで社会性を回復させる可能性があるようです。興味があったら読んでみてください。
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高脂肪食を食べ続けると社会性が欠如するかもしれない
高脂肪食によって腸内細菌が変化すると、社会性が欠如するメカニズムを詳細に解析したマウスの試験を紹介します。この論文ではロイテリ菌という非常に興味深い腸内細菌が社会性に大きくかかわっていることも証明しました。
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全粒穀物は体にいいけど、日本人では効果がイマイチな理由
2021/2/20
全粒穀物は死亡のリスクを17%も下げる、エビデンスが豊富な食材ですが、日本人では効果がイマイチです。この記事では、海外と日本人での効果の違いとその要因についてまとめました。
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白米は他の精白穀物よりも死亡のリスクが低い!
2021/2/16
全粒穀物は心血管疾患をはじめ様々な病気のリスクを下げ、死亡のリスクを下げることが知られていますが、白米は小麦粉をはじめとする他の精白穀物と比較して、死亡のリスクが低いという論文が出ました。これは日本人にとってはとても興味深い研究ですよね。解説記事を書きましたので良かったら読んで下さい。