はじめまして、こんにちは。この記事に興味を持ってくださりありがとうございます。
このブログでは、主に健康や食について書いているのですが、たまーにちがう内容の記事を書いたりもします。
今日は、NHKスペシャルで見た内容が面白く、ちょっとロマンあふれる内容だったので紹介したいなと思い、記事にすることにしました。
録画とかしていないので、内容、間違っている個所もあるかもしれませんが、よかったら読んでください。
かつて日本に1万M級の山が存在していたかもしれない!
北アルプスの爺ヶ岳はかつて1万メートル級の高さだった可能性がある
このタイトルだけでちょっとロマンを感じませんか?
1万メートルなんていったらエベレストを超えるレベルの山じゃないですか!正直、なんで日本にそんな大きい山が??って思いませんか?
わたしはちょっとこのタイトルを見ただけで、今日のNHKスペシャルはメモ取っておこう!と思いました。
北アルプスは飛騨山脈のことをいいますね。社会で習ったのを覚えているでしょうか?木曽山脈が中央アルプス、赤石山脈が南アルプスで3つあわせて日本アルプスと呼ばれています。
この3つの山脈はセットで考えられがちですが、木曽山脈、赤石山脈は断層運動によって形成されたのに対して、飛騨山脈は約300万年前に火山活動と断層運動が複合的に働いて形成された山脈のようです。(wikipediaより)
なのでそこはちょっと違うみたいです。
で、この飛騨山脈の火山活動の影響を分析している信州大学の原山先生が発表した学説が、北アルプスの爺ヶ岳は火山活動によって形成されたカルデラ火山が、垂直に傾いてできた山!
そして、その高さは計算上では元々1万Mあったのではないかというトンデモない仮説だったのです。
でも、取材の中で紹介された地層の画像では確かに地層が垂直なんですよね~。
これは興奮しました。
槍穂高連峰はフィリピン海プレートの移動によるカルデラ火山
ではどのようにして、火山ができたのか?これはプレートとかの話になるんですが、大陸側のプレートと日本の南側にあるフィリピン海プレート、そして太平洋側にある太平洋プレートという3つのプレートが日本を囲んでいます。
この中のフィリピン海プレートが北へ移動したときに、太平洋プレートとぶつかり、押し負けた結果西側に方向を変えたそうです。
そしてその結果、大陸プレートの下に潜り込むような感じになり、火山活動が起こったのが今の飛騨山脈付近ということでした。
この断層運動と火山活動がどれほどの規模なのか私はあまりイメージできないんですが、そこでできたカルデラ火山が今の槍ヶ岳・穂高岳などの槍穂高連峰だったり、爺ヶ岳ということのようです。
なるほど!でも、なんで垂直に立ったの?というのは次に書いていきます。
フィリピン海プレートに押された結果立ち上がった爺ヶ岳
こうしてカルデラ火山が出来上がり、それだけでも結構大きなスケールになるようですが、ここからさらにさらにびっくりなことが起きます。
太平洋プレートに押し負けて、北西方向に方向を変えたフィリピン海プレートの影響で飛騨山脈が形成されていく中で、爺ヶ岳や槍穂高連峰などの古くからあったカルデラ火山も少しずつ傾いていきます。
槍穂高連峰はだいたい20度くらい傾いたみたいで、それでも結構激しいよね!って思いますが、爺ヶ岳はなんと垂直に立ち上がってしまったというのです!
これはすごいですよね。
かなりロマンを感じます。でも1万メートル級の山というのは大分盛った話のようで、実際には垂直に立ち上がるまでに、ものすごい時間をかけているので、立ち上がりながら、浸食を繰り返していたので、完全に立ち上がった時には1万メートルは無かったんじゃないかとのことです。
でも今よりはず~っと高い山だったのでしょう。
そして、時間をかけて浸食され今の高さになったとのことでした。
面白いですよね。わたしは山とかはあまり興味ないですが、ちょっと行ってみたくなりました。
関東平野はおわん型の地形によって作られた!
昔の関東平野が海はよく聞くけど、元々はおわん型!
こっちの話は、わたし的にはメインじゃないので、さらっと紹介します。(関東平野ごめん!)
関東平野が昔は海だっていうのはよく聞くと思いますが、どんな地形をしていたかご存じですか?
これはわたしは凄くびっくりしたんですが、八王子、立川、埼玉、千葉の柏あたりそして、太平洋側の千葉(ごめん場所分からない)と地層を分析していくと、面白い結果になるんです。
地下150Mくらいのところでは貝殻などが出てきて、あ~昔は関東平野海だったんだな~みたいな感じなのですが、もっと掘り続けて、関東平野の土台となるような岩盤まで掘っていくんです。
そうするとその土台となる岩盤の深さが超面白い結果に、
八王子: 680M
立川 : 980M
埼玉 :2880M
柏 :1490M
海沿い: 地上(意味わからん書き方ですみません)
みたいな感じで埼玉で最も深くなるんですが、太平洋側の海のほうでは同じ地層が地上に隆起しているんです。
このおわんみたいな形というのが関東平野の形成に非常に重要だったということです。
おわんに関東周辺の山から土砂が運ばれ関東平野に
このようにおわん型になっていたために、関東周辺の山から土砂がどんどん堆積していき、今の関東平野が誕生したそうです。
でも、もしおわん型の淵になるような隆起が太平洋側に無かったら、この土砂は関東平野にならずにそのまま太平洋側の海溝へ流れて行ってしまいますので、このおわん型という形は関東平野の形成に非常に重要だったそうです。
おわんの淵になっている隆起はやっぱりフィリピン海プレート
では、このおわんの淵になっている隆起はどのようにしてできたのか?という話なんですが、ここでもさっきと同じようにフィリピン海プレートが出てきました。
全く同じ話になるのですが、北へ移動していたフィリピン海プレートが太平洋プレートに押し負けて北西に方向転換したことで関東周辺の地形が隆起しおわん型になったそうです。
フィリピン海プレートすごいですね!こいつが世界に誇る東京シティーを作ったんだなと思うと、なかなか愛情がわいてきました。
まとめ
まあ、まとめと言っても大したまとめはありませんが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
自然の力ってすごいですね。高校のときは地学って全く興味がわかなかったけど、こうやって日本ができたんだというストーリーを知るとロマンを感じます。
NHKスペシャルは勉強になるので、ときどきこのようにメモを取りながら見て、記事にまとめていますが、今回の内容はTVで見たほうがいいなと思いました。
映像きれいだし、色々分かりやすい。テレビで見た人が、思い出すのに見るのがちょうどいいくらいの記事かもしれません。
わたしのブログでは、食と健康に関するエビデンス情報を中心に記事を書いているので、もし興味があったら、他の記事も読んで頂けたら嬉しいです。