はじめまして。こんにちは。この記事に興味を持ってくださりありがとうございます。きょうの記事では、下記の5/24に放送されたNHKスペシャルのまとめを記事にしたいと思います。
2020年5月24日 21:00~ NHKスペシャル
苦境の世界経済 日本再建の道は “ウィズ・コロナ時代”をどう生き抜く
ゲスト:武田洋子氏(三菱総研)、西村経済再生担当大臣、伊藤隆敏氏(コロンビア大教授)
さて、今回のNHKスペシャルは先週に引き続き、というかここ最近ずっとですが、コロナ関係になります。これだけ大きく社会を変えているのですから、当然かもしれませんね。
今回の放送では、日本そして世界経済についてでした。
私があまり詳しくないからなのか、内容自体が本当にイマイチだったのかは分かりませんが、Twitterの反応などをみてもイマイチなので、今回は中身は薄いかもしれません。
ですので、簡潔にまとめていきたいと思います。
ポイントの整理
中国は経済再開したものの製造業の受注激減に苦しむ
- 中国では経済を再開させているが、販路がグローバル化している現代では、欧米では依然としてパニック状態が続くため、再開しても工場の稼働率は上がらない。
- 工場を売りに出している中小企業も多い。
- 都市では仕事を失った労働者が単価数百円の仕事を求めて群がっている。(衣料品を作りますとか)
- 出稼ぎ労働者は仕事が見つからず、そのまま里帰り。
米国は世界恐慌以来の失業率の高さになっている
- 米国でも部分的な経済活動再開がされているが、買い控えにより、経済は停滞。
- 買い控えの原因は失業率の高さ。失業率は世界恐慌以来の15%近い水準。そして、いつ誰が解雇されるかわからない状況。
- 米国の経済を支えているのは個人消費。したがって買い控えが大きく、そして長期化が見込まれると米国経済も追い込まれる。
- 特に航空産業については、約50%近い受注減になると見込まれる。ボーイング社の経営悪化により影響を受ける人は17000社、250万人にまで伸びる。
日本は米中両大国の影響を受ける。経済はV字回復シナリオはない
- 日本は、米国、中国の2大大国に挟まれているため、両国の影響を受ける。
- これまでトヨタ生産方式など、ジャストインタイムという流れが強かったが、今後は一定の在庫を持つジャストインケースや部品などの購入先を複数購買に変更するなどの流れが強くなりそう。
- 海外の現地法人などでの生産は全体的に壊滅的な状況。
- 今後の米中の新冷戦はますます厳しくなっていくと、両国に近い日本は、そのスタンスの取り方が難しくなる。
- 三菱総研の考えている経済の回復シナリオはスウッシュ型、U字型、L字型の3パターン。いずれにしても、V字回復はなく、長期戦。U字型、L字型のように底の状況がどれだけ続くかは、感染症の影響がどれくらい続くか次第。
経済的には長期的には回復すると想像できる
- 株価が意外にも上がっている。これはかつてない金融緩和、資金投入が要因。
- 日本はGDPに対する国債の発行が世界で最も多い。
- 長期的には回復が期待できるが、その理由はワクチンがいずれはできるから。
- 今後、経済の在り方は大きく変わっていく。すなわち変化に適応できる柔軟な企業が評価されるようになる。
- ポイントとなるのは持続可能性で、これが今後のニューノーマル(新状態)として、コロナ終息後も続くと思われる。
まとめ
以上で今回の記事は終わりです。新聞を日ごろから目を通していらっしゃる方にとっては、あまり新しい情報はなかったように思いますが、このように自分で、ブログの記事として残しておくことは良かったのかなと思います。もちろん、説得力のある内容でしたし、大いに勉強になったのですが、なんとなく、そりゃあ、そうだよね・・・くらいに感じてしまいました。
ですが、このように各国の経済状況をまとめて比較することでよく理解が深まったのではないかと思います。
この記事が、少しでも皆さまのお役に立っていたらうれしいです。それでは。